「口語訳」使ってるんです、わが教会
最初にお知らせしておきますね。
私たち、今や若干「昔の訳」の部類に入る「口語訳」をいまだに使っているんです。
ごめんなさいね^^;
キリスト教福音宣教会でBible Studyを学び始めて、わりに多くおこる事件。それが、聖書をたいまいはたいて買ったら、「新共同訳」で、うちでは「口語訳」なの、ごめんね、っていう事件。
そこから、「訳」の違いってなんですか?とか
どうしてマイナーな「口語訳」を使ってるんですか?とか
「一般的な書店では口語訳はなかったんですけど、どこで買えますか?」とか
最初から「つまずき」を与えてしまう我が教会。
ホントにすみません・・
そもそも「訳」の違いってなあに?
教派によって聖書が違うわよとか言われますが
例えば、「新改訳」と呼ばれる訳を使っていればプロテスタント系だな、とか。「新世界訳」を使っていれば、ああ、「エ〇バの証人」だなとか、わかります。
でも日本って、(日本に限らずかもだけど)意外に教派を越えて同じ聖書を使っているんです。
日本聖書協会
たいていの人は、この団体が出してる聖書を読んでいます。
いろんな話はともかくとして、とってもメジャーな団体です。
時代の流れとともに
この日本聖書協会から、30年単位ぐらいで訳が更新されています。
明治、大正時代~昭和中期までが「文語訳」、
その後、1955年頃から「口語訳」、が出てきて、
多少いろんな訳があちこち出た後、1987年頃から「新共同訳」が出版されています。
ですから、ここ20年ぐらいは「新共同訳」がポピュラーだった、と言えるでしょう。
が、2018年に「新協会共同訳」というあらたな翻訳バージョンが出てきた為、日本のクリスチャンたちが「新協会共同訳」の聖書で礼拝を捧げたり、Bible Studyを学んだりという風に変化していくと予想されます。
じゃあ、なんで「口語訳」?
私もキリスト教福音宣教会 日本支部のえらい人じゃないので、はっきりとはわかりませんが、諸説あるんです。
あくまで諸説です。
1つ目は、キリスト教福音宣教会の宣教師さんが初めて日本に来られたのは1985年。当時「新共同訳」よりも「口語訳」がメジャーだった可能性が高い。
2つ目は、「口語訳」は新約聖書を原語(コイネーギリシャ語)から直接訳した、いわばオリジナルの聖書に最も近い翻訳Versionであるため、オリジナルの聖書の内容に近いからと聞かされています。
ちなみに、現在でも全世界的なサイトで「Japanese Bible」で最もヒットするのは「口語訳」のようです。 (もう調べると、本当にハマります、、)
「新協会共同訳」でBible Studyを学んだらダメですか?
講師によりますけど、まあ、大丈夫だと思います。
でもキリスト教福音宣教会のみことばは、結構聖書の本文を参照しまくるので、「口語訳」がないと理解が難しいかもです。幸い「口語訳」はタダでダウンロードできることが多いですから、アプリでダウンロードしながら学んでもいいかもしれないです。古本屋さんでお安く買えるかもしれませんよ^^
紙媒体の聖書を買わないとダメですか?
ええっとですね・・
My 聖書のほうがじっくり読めるとは思います。
でも、ずっと学び続けるかわからないとか、経済的にそんな高い本買えないとか、個人の事情がいろいろとあると思いますので、無理しなくてもいいのかなと思います。
大抵、どこの教会でも聖書を貸してくれたりもしますし、「口語訳」なら特に「無料」アプリとかいっぱいあります^^
2冊持ってる人とかいて、貸してくれたりする場合もあるので、気軽に相談してみてくださいね^^
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