口語訳と新協会共同訳とか見比べていこう!
よし、というわけで聖書の1ページ目を開く。
1章1節
口語訳は「はじめに」
新協会共同訳は「初めに」
ああ、これ、口語訳に私だったら軍配上げるね、、
初めは、時間的に早い段階、最初、一番目などの意味の時。 英語でいえば「first」で、文法的には、名詞か副詞として使われる。 始めは、開始、始まり、着手などの意味の時。 英語でいえば「start」
ちなみに、英語の聖書は
In the beginning
だから、どっちかっていうと「始めに」が正しいと思うけどな・・・
で、2個目、
口語訳)
創世記1章 神は・・・光を昼と名付けられた
ほかの訳)
創世記1章 神は・・・光を昼と呼んだ
名付けたのか、呼んだのか・・というこの違い・・
また、英語の聖書を見ると該当箇所は「Called」と書かれているんです
でも「呼んだ」って違和感あるなー、と
Calledの英英辞典を引いてみると、
give (a baby or animal) a specified name.
つまり、子供や動物などに名前を付けて区別するというわけ
日本語の訳のなかで「口語訳」が唯一「名付けた」と訳していたんです、
これはもう・・
詰んだ、
って思いました。
現代日本語聖書・・
うちの教会がかたくなに口語訳を使うしかないのも仕方ないって言いたくなるような・・
神様が創造者、つまり天と地をおつくりになられた、という意味合いからすれば
「名付けた」と訳すのが自然じゃないですか?
そこを「呼んだ」ですって?
神様のこと、
「天地万物の創造者」っていう畏敬の念を込めてここは
「名付けた」をあてがってほしかった(泣)
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