私たちの教会で聖書を学ぶとき、聖書以外の資料を買う必要はありません。
ただ、聖書はカタカナの「地名」「人名」「単位」などがすごく並んでいるので、資料があれば、という人もいます。
キリスト教の専門書店やAmazonなどで手に入れるのが一番手に入りやすいと思います。
資料を分類
大まかに分けると聖書そのもの、以外では、
- 地図やイスラエルの風習などを示した参考資料的な本
- 祈りの方法や信仰の体験談などを記した本
- 聖書の聖句を抜粋したグッズ(カレンダーやしおり等)
- 聖書に書かれている内容を要約したり聖書の人物の伝記など
があるかなとおもいます。
1の 地図やイスラエルの風習などを示した参考資料的な本ぐらいあれば、あとは教会である程度学べば無理に本は買わなくても、という感じです。わかりやすく聖書に親しむという意味では4の聖書に書かれている内容の要約や聖書の人物の伝記などもいいのかなと思います。
本だと
これを勧めます、というのはないし、私がブログで使っている資料は以下です。参考にしてくだされば・・・
- 聖書資料集(ティム・ダウリー)
- 聖書のなり立ち(ティム・ダウリー)
- 聖書地図(日本聖書協会)
- 聖書のはかり(日本聖書刊行会議)
- 聖書の世界(ジャン・ピエール・イスブ)→ナショナルジオグラフィックから出ています。
- 聖書と歴史ガイド イスラエル (ミルトス)
以前に、ハンドブックのようなものでイスラエルの風習(足を洗うなど)について絵つきで書かれているハンドブックのようなものがありましたが、いくら探してもありませんでした。たぶん絶版になっていると思われます。10年、20年前に比べて資料自体が少なくなっているように感じます。
聖書に書かれている内容の要約や聖書の人物の伝記など
聖書に出てくる人物を知りたい場合は、簡単でいいのなら、シリーズになっている絵本をお勧めします。
モーセに関しては、映画「プリンス オブ エジプト」や古くてよければ「ベン・ハー」も面白いです。
また手塚治虫の旧約聖書物語というアニメがあって、こちらは無声アニメですが、すごく面白いです。
イエス様の伝記オススメ本
イエス様の映画といえば「パッション(2004年)」の後、「サン・オブ・ゴッド(2014年)」が最近のもののようです。
サン・オブ・ゴッド(2014年)はみたことがないので感想を何とも言えませんが・・。
意外に絵本意外の本、ないんですよね・・・
絶版となっていますが、「イエス・キリスト物語」(著者:ノルマン・F・ラングフォルド、村岡花子訳)という本が本当はオススメです。
聖書に忠実に沿った形で物語が展開されている(聖書の引用箇所が書かれている)し、当時の政治的な背景や、パリサイ派などの団体に関する記述など、さらっと織り込まれています。また、児童文学のため(といっても今の大学生が読めばちょうどいいぐらいの日本語レベルで、この50年で日本語がいかに貧困になったかを物語る作品でもありますが)、すっきりと読みやすくなっているなと思います。パレスチナのことをパレンスタインと訳しているなど、さすがに70年も前の翻訳なので、カタカナ用語などをなおさないと行けないのかなとは思いますが、著者も翻訳者も共に聖書に精通したクリスチャンで、餅は餅屋といった感じのこなれた感じがあります。
もとの原本タイトルはThe King Nobody Wanted (誰からも歓迎されなかった王)というタイトルで1945年に出版された本で、現在は英語ならばここのサイトから見れます。(絵もついているのでわかりやすい。)全米ではかなり人気を博した本のようです。
英語の勉強も同時にしたい人にはちょっとオススメです。
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