聖書が難しい理由の一つは、家系図が複雑なことじゃないかと思うんです。
特に旧約は、兄弟?夫婦? え?となることが多いのです。
それもそのはず、いとこ同士とか、親戚同士の結婚も多く、こんがらがることになります。
ひとまず、今日はアブラハムを中心に、多少はしょって、家系図を書いてみました。
テラ・アブラハム・イサク・ヤコブ
家系図の説明
アブラハムはもともと、カルデヤのウルという場所に一家で住んでいました。テラは、偶像を作る関係の仕事をしていました。
そこからアブラハムが神様の声を聞いて一家でカルデヤのウルを出発します。
アブラハムとサラ、ロトの3人以外は、「ハラン」という場所で定住します。ロトは父を亡くしていたため、引き取るような格好でアブラハムとサラが連れていくことになるのですが、ロトは大きくなり、さまざまな事情があり、
ソドムとゴモラの方向へ、別れてすみます。→後に火山の爆発?かなにかで町が滅びで命からがら助かります。
アブラハムとサラは最初の目的地カナンへと移り住みます(現在のイスラエル)
以降も親族同士の連絡はあったのか、親族同士でよく結婚しているのがわかります。
イサクはアブラハムがかなり年取ってから生まれた子なので、兄弟の孫と結婚する(姪っ子と結婚する感じですね。年齢はおそらく近かったに違いありませんが)
さらにその後、ヤコブもいとこ同士で結婚するということになっているわけです。
こりゃややこしいわけですね。。。
更に、つかえめ(仕え女)、つまり「女性の家来」とも結婚してそこに子ができたりもしています。日本語で言えばお妾(おめかけ)さん?(妻である主人が夫に差し出すわけなのでちょっと違う気もしますが。)
一番代表的なのはアブラハムの妻サラのつかえめ ハガル。本妻の子より先に生まれた子でもあり、いろいろと複雑な事情になってしまったようですね。。結局こちらも異母兄弟として違う宗教を作ってしまいます。
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