この講義は、
テサロニケ第一5:23にあるように、
人間には「霊」と「こころ」と「からだ(肉体)」がある、という至ってシンプルな話である。
うわー、びっくりー、霊やって!と思うかもしれないが、
今やこれは世界の常識である。
WHOの「健康」の定義だって、(批判は様々あるようだが)
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
https://www.japan-who.or.jp/commodity/kenko.html
おそらくこの定義は、聖書に起因しているといって過言ではないだろうと思う。
だから鶏が先か卵が先かといったようなことにもなるにはなるのだが・・。
別名「内なる人」と「外なる人」という聖書の表現で、
日本人なら誰しも「もう一人の自分」だの「本当の自分」といった(本音と建て前の文化だからか)2つの存在ぐらいは感じているだろうと思う。
「人間の構造」について、とかいうサブタイトルで講義を聞いた方も、意外に多いのかもしれないが
大多数は「三分説(さんぶんせつ)」という講義名を通すだろう。
バイブルスタディを学ぶ大きな目的として「自分を知る」がある。
だから、俯瞰的(ふかんてき)な目で科学的なアプローチで人間というものを考えてみようといったアプローチが日本では一般的
(その方がわかりやすいので)だが、
もう少しキリスト教の背景がある国ではSprit(つまり霊)について重きをおいて話す場合もあるようだ。
この講義、もとはシンプルに3つの構造に分かれるというのがあったが、
ここから派生する知識がすごーーーーく多くて、3回ぐらいに分けないと間に合わないんではないか?と思うことがある。
「霊」と「こころ」と「からだ」何が一番大事なの?
結論、全部同じぐらい大事なのである。
核心が大事って言ったじゃない。はい、そうです。
そういう意味では「霊」が大事。だって永遠だから。死なないから。
でも、この「霊」を作る為には、どう生きていくかという肉体を持ってる時の人生が大事で、
肉体をどうやって動かしていきるかは「本人の考え」によるから、「考え」が大事、
という意味では
「こころ」が大事なのだけど、
そもそも「肉体」がなければ「こころ」を成長させられないし、
「こころ」は「脳」で作られる。つまり「脳は肉体の一部」だから、「肉体」の作用からくる影響が多いので
「健康な肉体」を作ることも重要と言うことになるわけです。
じゃあ、その「脳」はどんな作用があるのかとか、
「脳」を鍛えて自分の「考え」をまともな方向へ持っていくにはどうしたらいいか、とか、
果てしなく御言葉があるわけです。
すごく面白いし、おそらく、一般の人にも通じるような短い格言(箴言と呼んでいますが)は、
私達の教会の人達がかなりつぶやいていたりもするので見てみてください。
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