霊について何か書こうと思ってもなかなか進まない、って思って考え抜きました。
そうだ、なんかこう、普段、「霊」という単語を使って講義をしながら感じてることを自分なりに整理してみました。
霊って・・・なんか抵抗ある？
私の体感なんですが、年配の方にみことばを教えると、
「霊なんてねえ・・」とおっしゃる人が割合的に多いように感じるんです。
天国とかってホントに信じてるんだ！ といつも母にバカにされます。
そんな夢みたいなこと言って！みたいな感じです。
地に足ついてない感じする、とか、、一昔前は霊感商法なんていうのもありましたから、霊＝カルトみたいな、刷り込みっていうのかな、、、そういうのが根強くて抵抗あるみたいですね。
そもそも何かの思想に偏ることに恐怖感というか、そういうのがあるようです。
霊とか、かっこええやん！
若い人はこれなんです！霊とか、興味ある！わかる！とか・・。
人のオーラを感じるんだよね、とか、
小さいころから天使が見えたんだとか、
夢をよく見るとか、
そういう人を見かける割合がすごい高くなってきています。
ちょっとかっこいいっていうイメージがあるみたいです。びっくりしました？それともうなずけます？
なぜ若い人は霊がそんなに好きなんだろう？
私の見てる世界が狭いのかな？って思うようにも思いますが、多いように思います・・。なぜだろう？考えてみたんです。
これ、私の仮説です。でも書いてみたくなって・・
仮説１）見えない世界が身近になった
ゲームとかSNSとかVR（バーチャルリアリティー）といった世界が身近で、
ほらアバターとかあるじゃないですか？
だから、そもそも見える世界とは違う世界っていう世界観みたいなものを受け入れやすいのかなと。
仮説２）不確実な時代だから
見えない空気を読んで人付き合いできないと、孤立したり、
そもそも明日もわからないぐらい、いろんなことが目まぐるしく変わって、不確実な時代。
そして、見えない空気を読んで人付き合いしないといけないけど、こんなにSNSとかYoutubeとかあって、若者は露出が激しいのに、激しいからこそ、演じている自分の割合が多くなり、自分も相手もほんとのことがわかりづらいから？
本当の世界というものをみたいという願望の表れかなと思うんです。
仮説３）同調圧力からの逃避
SNSで3分以内にレスしないと、みたいなSNS疲れを体験したり、自分の言いたいことも言えず、 マウンティングなんて言葉も流行してる昨今・・
同調圧力っていうのかな・・こういうの・・
なんだか圧迫したこの現実の世界がつらいっていうそういう感情が霊的な世界へのあこがれになっているような気もします。
仮説4）マウンティング社会の産物
見えるということで優位に立ちたいとか、
自分の見えない良さのようなものを認めてもらいたいという心理だったり、
もっと拡大すると、
奥深い鋭い目をもって見えないものぐらいまで見通せる力を望んでいたり、
人間離れしたカリスマ的なことを求めていたり、
そういう思想の表れのような気もするんです。
どうおもいます？
霊的なこととは、本質を見抜く力
霊的なこととは本質を見抜く力だ、と個人的には思います。でも、その本質を見分けるのに、前提となってる本質を分かってほしいなって思うんです。
まずは物事の根っこをしっかり見つめる力、判断力、分別力がないのなら、見ても聞いてもかえってマイナスだと思います。
確かな知識と経験の積み重ね
優れた名医ともなると、顔をみたり、ちょっとした話から、ぱっと思いつくようです。その上で、検査をしてみて、あたりをつけながら実際に確かめつつ、確定させていって、最後に病を治していくんです。
名医って言われる人が、何で顔を見るだけとかでわかるのか？それって、超能力というよりは経験と知識、そして患者さんのことを真剣に考えて、知識と経験を総動員してあれこれ確認するっていうプロセスが神の手とか奇跡を起こす医者を生み出すんじゃないでしょうか？
霊的なことも、これと同じじゃないかな？とよく思うんです。
確かな知識と経験の積み重ね、プラス、よく考えて、その上で思いつく方法で確かめていく・・。
だから、怖がりもせず、狂信的にもならず、一つ一つ学んで知識をつけて、分別力をもって落ち着いて確認してほしいんです。不確実なことに、論理的で冷静になってほしいな、と思います。
そういう少し科学的な目で、改めて聖書を見て、今の世の中の知識もしっかりつけて考えてみれば、新しい発見もあるし、飛躍はないけれど、確かにプラスになることたくさんあると思います^^
そういった研究の極みの中に、神様が望んでミラクルがおこることも木っとあると思います。世の中の多くのお医者さんが、奇跡のような手術を行って大切な人の命を取り留めるように・・。
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