聖書の人物

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アブラハムの物語(5)

ロトとの別れ エジプトを出発したアブラムとサラ、甥のロトは、多くの財産を持っていました。牛も羊も多かったし、それらを管理する人々も多く従っていました。 余りに多すぎる羊や牛の群れが一か所に集まって牧草を食べるには、不都合が多くなりました。で...
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アブラハムの物語(4)

美しき妹 「覆いをとって顔を見せよ」 エジプトの手続きをするためにすべての人の顔を見せるようになりました。サライが多いを取ると、担当役人はビックリしました。 「あんなに美しい人を初めて見た」 すらっと伸びた手足に、気品のあふれる凛とした姿。...
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アブラハムの物語(3)

カナンの地 カナンの地についたアブラハムはベテルと呼ばれる山へ登っていき、天幕をたてて祭壇を築きました。 10代前の先祖ノアが捧げていたような祭壇。 アブラム自体は、幼い時にはメソポタミア神話の神々を拝んでいましたが、今、唯一絶対の神を信じ...
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アブラハムの物語(2)

父テラの死 テラには、4人の子がいました。後のアブラハムとなるアブラム、ナホル、ハラン、サライです。サライは、アブラハムとは異母兄弟でした。 テラの子の一人、ハラン、ウルの地で若くして亡くなりました。彼の子であるロトたち3人をテラとアブラム...
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アブラハムの物語(1)誕生前夜

カルデヤのウル カルデヤのウルとは、メソポタミア側の左側、現在のイラク地域に位置する場所だといわれています。その王国はトルコのほうまで及んでいたとも言われていますが、はっきりしたことはわかっていません。 ウルと呼ばれる地域には、紀元前500...
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使徒たちの名前、その意味(前編)

聖書には14人の使徒が出てきます。彼らの名前の意味、どんな人たちだったのか、核心的に振り返ってみます。
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聖書の人名、その意味(新約編1)

イエス様とその両親、いとこにあたるバプテスマのヨハネとその両親、名前の意味と彼らについて簡単にまとめました。
Bible Study

ヘロデ(後編)

イエス様の生まれたとき、イスラエルで2歳以下の男の子を殺した残忍なヘロデ大王の後、息子ヘロデがナザレ付近一帯の領主となりました。彼はもともと、父ヘロデ大王に後継者として指名されたいたわけではなく、領主となるのにも大変な道のりでした。のちに、異母兄弟の妻であるヘロデヤとの恋が、彼を破滅に導いていきます。彼をイエス様は孤独で臆病な、「キツネ」と呼びました。
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ヘロデ王(前編)

聖書に登場する「ヘロデ」は2人います。この2人は親子です。前編は、父ヘロデ大王がユダヤの王となるまで、王となり死ぬところまでをまとめてみました。
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ペルシャ帝国の支配者たち

紀元前800年頃、古代ペルシャ帝国は隆盛を極めるようになります。当時の王たちが、バビロン捕囚からの帰還を手助けしてくれるようにもなりました。彼らがエステルをはじめとした旧約聖書の終盤に多く登場します。