ソロモンの書をテキストマイニングと同じ手法で、「福音書」と呼ばれる4つの福音書もテキストマイニングしてみたんです。当然「イエス」が真ん中になってくるのですが、「マタイによる福音書」と「ヨハネによる福音書」の違いが一番大きかったのでご紹介したいと思います。
マタイによる福音書
ヨハネによる福音書
比べてみて気づいたこと
私は、マタイによる福音書は「天国」、ヨハネによる福音書は「栄光」という言葉が印象に残りました。
マタイによる福音書によく出てくる言葉でヨハネによる福音書にないのが「天国」。よく考えてみると、マタイによる福音書は一番最初に系図を羅列してイエス様が誰なのかを歴史的な観点で示しますが、そのあとは、イエス様の有名な説教集のような感じになっているのだと思います。
なんと「天国」というのは「マタイによる福音書」でしか出てこないことが検索によりわかりました。(口語訳の場合ですが)
これに対して、ヨハネによる福音書でよく出てきてマタイによる福音書では少ないのが「栄光」。ちなみに、ヨハネの黙示録も「栄光」という単語が割と多く出てきます。
おんなじことを書いているのに、福音書を何で4つも作ったんだろう?って思っていましたが、新たな視点が加わって面白いです。皆さんはどう思われますか?
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