中風(ちゅうぶ)って何?

しかし、人の子は地上で罪をゆるす権威をもっていることが、あなたがたにわかるために」と言い、中風の者にむかって、「起きよ、床を取りあげて家に帰れ」と言われた。

マタイによる福音書9章6節

などに出てくる「中風」とは、 ちゅうぶ,ちゅうぶう,ちゅうふうなどと読み,脳卒中による片麻痺や言語障害を指します。(口語訳の振り仮名はちゅうぶ)
新協会共同訳では、「体の麻痺した者」と翻訳されています。

中風 = 脳卒中のこと

「風に中(あ)たった」と書いて「中風」。風の毒にあたって病気になったという意味なのだそうです。

風の病、風邪(ふうじゃ)

よく考えたら、「風」がつく病気は他にもあります。
「風邪(かぜ)」とか「破傷風(はしょうふう)」とか・・。

こういったものを古代では「風病(ふびょう)」と呼んでいたそうです。
その後、「身体に悪影響を及ぼす風」という意味で「風邪」(ふうじゃ)と呼ぶようになったのは鎌倉時代以後。
それが「かぜ」と読まれるようになったのは明治時代以降だそうです。

冷たい風に当たって悪寒や発熱を起こすというようなことから、「風邪(かぜ)」と呼ばれたり、
傷口に風の毒が侵入したので「破傷風」と呼ばれたりしたようです。

くだんの「中風」は風の毒に冒されたということです。
ちなみに、「痛風」は「風が当たるだけでも痛い」、という語源ですから少し違いますが(^^)

神様と風

するとイエスは彼らに言われた、「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちよ」。それから起きあがって、風と海とをおしかりになると、大なぎになった。 彼らは驚いて言った、「このかたはどういう人なのだろう。風も海も従わせるとは」

マタイによる福音書 08章 26節~27節

見よ、彼は山を造り、風を創造し、人にその思いのいかなるかを示し、また、あけぼのを変えて暗やみとなし、地の高い所を踏まれる者、その名を万軍の神、主と言う。

アモス書/ 04章 13節

神様が来られるとき、「風が吹く」と都市伝説のような不確かな話を聞いたことがあります。
一度、本当にそれを感じたことがありました。
教会のみんなと一緒に旅行にいったものの、雨がずっと降っていてすべての予定がキャンセルされ、
3日ぐらい、どこへも行けず、旅の手配をしてくださった方が、
毎日毎日神様の前でずっと賛美を捧げている楽団の方の演奏会を素敵な場所(屋根のある野外のあずまや)で執り行ってくださいました。
その時、彼女たちが演奏していると、
急にさわー、さわーっと風が吹き始めて、みんな一気に泣けてきて号泣したのを覚えています。
歌を聞いたというだけで、特に何もなくそこで楽しんで帰ってきたというだけなので、
演奏されている方が、きょとんとされて、「皆さんどうしたんですか?」っておっしゃっておられました。
でも、15人ぐらいいたと思いますが、全員がその時、本当に神様がすーっと私たちのところへ来られたような不思議な感じがした、と話していました。

そういえば日本でも「風神」「雷神」っていますよね?
いかづち(雷のこと)って言ったり、
そんなものすごく神秘的な時間でした。

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