聖書人物の名前と意味(その1)

聖書の人物

今日から数回にわたり、聖書に出てくる人物とその名前の意味を書いていこうと思います。
極力聖書に出てくる順に、勧めていこうと思います。

第一回目は「創世記」に出てくる人物から
【名前】ー【意味】という形で羅列していきますね^^

【アダム】ー【人】
聖書に出てくる最初の人。

【エバ】ー【命】
アダムの妻。

【カイン】ー【得る】
アダムとエバの長男。弟アベルを殺してしまう。

【アベル】ー【息】
アダムとエバの次男。兄に殺された。

【ノア】ー【慰め】
箱舟を作った人物。アダムとエバから1600年後に出現した人物。

【セム】ー【名 または 名声】
ノアの長男。

【ハム】ー【熱い】
ノアの次男。父ノアが妻と裸になっているのを見て覆いをかけたところ、呪われてしまう。

【ヤペテ】ー【神が広げてくださるように】
ノアの三男。

【エノク】ー【教師】
カインの子。

【メトセラ】ー【槍で武装した兵】
エノクの子。カインの孫。

【テラ】ー【曲がり角】
アブラハムの父。

【アブラハム】ー【多くの国民の父】
アブラムの意味は日本語にすると「父は高い」というようなニュアンスだそうです。
ハムという名前を入れたのは、ノアの息子「ハム」の名前をくっつけた形。

【サラ】ー【王妃】
アブラハムの妻
元の名は「サライ」でしたが、サラに改名。
サライの意味は、調べましたがわかりませんでした。(ペルシャ語では宮殿を意味するようです)

【ロト】ー【覆い】
アブラハムの甥(おい)にあたります。
ソドムとゴモラの町がポンペイのように火山でなくなる時に、脱出して助かった人です。
ちなみに、妻は後ろを振り返り亡くなってしまい、娘が酒を飲ませて娘との間に子供を設けるという人です。

【ハガル】ー【逃避】
アブラハムの妻、サラに仕えていた女性。
サラが子供が生まれないということで、アブラハムとの間に子供を設けるようにさせます。

【イシマエル】ー【神は聞く】
アブラハムとハガルとの間に生まれた子。イスラム教の始祖となる人。
サラに、イサクが生まれてしまい、イシマエルが邪魔になったサラがハガルとイシマエルを追い出してしまいます。

【イサク】ー【笑い】
アブラハムとサラの息子。
アブラハムが捧げものを裂いて捧げないという失敗で、捧げものとして捧げられることに。
ささげものとして殺される直前で神様が、殺さなくてよいといわれて命を保つ。

【リベカ】ー【うれしがらせる】
イサクの妻。親戚の娘で、井戸端で出会う。

【エサウ】ー【毛深い】
イサクとリベカの長男。毛深い人だったのでこの名前が?

【ヤコブ】ー【押しのける者】
イサクとリベカの次男。
エサウとヤコブは長男次男といっても双子で、ヤコブがエサウを押しのけるような格好で生まれてきた為この名が?
ちなみに、その後、叔父のところから故郷カナンへ帰るとき、天使と格闘し、そこで「イスラエル」という別名をもらった。
イスラエルは、神は彼と戦う、という意味。

【ラケル】ー【雌羊】
ヤコブの妻。彼女と結婚するために、叔父ラバンのところで14年も働いた。

【ルベン】ー【息子を見よ】
ヤコブとレアの6人の息子の長男。
兄弟たちがヨセフを殺そうとしたとき、ヨセフを救い出そうとした。

【シメオン】ー【聞かれる】
ヤコブとレアの次男。弟レビとともに、妹デナが強姦されたことの復讐にシケムの人】ー【を虐殺した。
このことは、父ヤコブを困らせた。

【レビ】ー【結ばれた】
ヤコブとレアの三男。尚、彼の子孫はモーセの時代に神様の命令にいち早く従ったため、幕屋と神殿で神と祭司に仕える民族として選ばれるようになった。

【ユダ】ー【賛美】
ヤコブとレアの四男。ルベンが失った調子の権利を得た。
兄弟たちはヨセフを殺そうと計画したが、ユダヤ彼らを説得して、商人にヨセフを売らせた。

【ヨセフ】ー【増大する人】
ヤコブとラケルの長男。
愛する人から生まれたため、長そでの着物を着ていた。兄弟たちに恨まれエジプトへ奴隷として売られ、
売られた先で異性スキャンダルに巻き込まれ投獄される。しかし王の夢を解いて外国で総理大臣というNo2の地位につき、父や兄弟とも再会する。

【ベニヤミン】ー【右手の息子】
ヤコブとラケルの次男。
ヤコブの末子。母ラケルは彼を産んだ時死んだ。

【マナセ】ー【忘れさせる人】
ヨセフの長男。ヤコブの養子となったため、イスラエル12の部族の一つとなった。
尚、長子の祝福は弟であるエフライムが受けた。

【エフライム】ー【実り豊かな】
ヨセフの次男。マナセと同じくヤコブの養子となり、イスラエル12の部族となった。
長子の祝福を次男のエフライムに与えたのはヤコブ。
間違いではなく、意図的にそうした。

【ポテパル】ー【太陽神に属するもの】
ヨセフがエジプトに奴隷として売られていった家の主人。
ポテパルの妻がヨセフを強姦未遂という偽りの濡れ衣を着せたとき、彼がヨセフを投獄した。

【パロ】ー【大きな家】
エジプトの支配者の称号。尚、パロ王は聖書に11人出てくる。
ヨセフの時のエジプト王もパロ、モーセの時のエジプト王もパロである。

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